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Windows 11 ネットワークドライブのセキュリティ警告を非表示にする方法

公開日

Windows10/11 のネットワークドライブや共有フォルダにあるショートカットアイコンでウエブサイトを開くときや、ファイルやフォルダの移動などで表示される「セキュリティ警告」の非表示は、コントロールパネルのインターネットオプションの設定で非表示にできます。  このページでは、ネットワークドライブや共有先の操作時に表示される「セキュリティ警告」の無効化を紹介しています。


Windows10/11ネットワークドライブや共有のセキュリティ警告を非表示にする手順


ネットワークドライブのセキュリティ警告
ネットワークドライブや共有など、ネットワークを使用したセキュリティ警告の非表示は、旧ブラウザIEのインターネットオプションから設定します。

1. コントロールパネルを開く

スタートメニューから スタートメニューから起動する方法は、「すべてのアプリ」をクリックして、一覧の「Windows ツール」をクリックするとエクスプローラーが開き、「コントロールパネル」をクリックします。
Windows11 スタートメニューからコントロールパネルを開く  検索から
  • キーボードの「Windows」キーを押した後に、「control」と押します。
  • 検索画面が表示されたら、「コントロールパネル」をクリックします。
※この操作は、検索で「control」と入力する操作と同じです。
Windows11 検索からコントロールパネルを起動 

2. インターネットプロパティのセキュリティを開く

2-1. コントロールパネルが開いたら「ネットワークとインターネット」をクリックします。
インターネット オプションの場所はコントロールパネルのネットワークとインターネット  2-2.「インターネット オプション」をクリックします。
インターネットオプションを表示  2-3. 「インターネットプロパティ」が開いたら「セキュリティ」タブをクリックします。
インターネットプロパティのセキュリティを選択
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3. ローカル イントラネットの詳細設定を開く

3-1.「ローカル イントラネット」をクリックし選択して「サイト」をクリックします。
インターネットプロパティのローカルイントラネットのサイトを開く  3-1.「ローカル イントラネット」が表示されたら「詳細設定」をクリックします。
インターネットプロパティのローカルイントラネットの詳細設定を開く

4. ローカルネットワークのIPアドレスを確認

先にネットワークドライブまたはファイルの共有で使用しているIPアドレスを確認しておきます。
ほとんどの場合、共有やネットワークドライブのIPアドレスは同ネットワーク上にあるので、IPアドレスが分からない場合は下記のやり方で確認できます。 ネットワークドライブが外部接続の場合
ネットワークドライブのIPアドレス、またはドメイン(例:drive.pasoble.jp)で接続している場合は、次項のIPアドレスを設定で、それらを入力します。
4-1. タスクバーの「ネットワークアイコン」を右クリックして「ネットワーク設定とインターネットの設定」をクリックします。
Windows11タスクバーのネットワークアイコンから設定を開く  4-2. ネットワークが表示されたら「プロパティ」をクリックします。
Windows11ネットワークのプロパティを開く  4-3. 「プロパティ」が表示されたら「Ip4V アドレス:」に表示されているのが、使用中の「IPアドレス」です。
Windows11ネットワークのプロパティを開く  IPアドレスは、数字「」を使用して4つに分かられています。同一ネットワークの部分は、最後の「」より前の「3つ」の部分です。 最後の「」の後の数字がパソコンに個別に割り当てられた数字です。  次は警告を非表示にする、ネットワークドライブなどのIPアドレスの設定をします。 IPアドレスの詳しい説明や設定方法は下記のページを参考にしてください。
Windows11 IPアドレスの設定と変更

5. IPアドレスを設定して完了

警告を非表示にする(信頼しているローカルネットワーク)、IPアドレス「同一ネットワークの部分のIPアドレス」を設定します。
確認したIPアドレスが 192.168.0.77 の場合、最後の「」より前の「3つ」の部分を設定し、最後の「」の後は「*(全て)」という意味の記号を入力します。
設定するIPアドレスは 192.168.0.* となります。  上記でも説明しているようにネットワークドライブが外部接続の場合、ネットワークドライブのIPアドレス、またはドメイン(例:drive.pasoble.jp)で接続している場合は「*」を使用せず直接入力して下さい。
5-1.「この Web サイトをゾーンに追加する」ボックスに上記で説明している「IPアドレス」を入力して「追加」をクリックします。
Windows ローカル イントラネットゾーンにIPアドレスを追加  5-2.「Web サイト」ボックスにIPアドレスが追加されてる事を確認し「閉じる」をクリックします。
Windows ローカル イントラネットゾーンのIPアドレスを確認して閉じる  5-3. 「ローカル イントラネット」が表示されたら「OK」をクリックします。
インターネットプロパティのローカルイントラネットの詳細設定を開く  5-4. インターネット プロパティが表示され「OK」をクリックすれば、セキュリティ警告の非表示の設定は完了です。
まだ警告が表示されるようなら、パソコンを再起動します。
2024年2月の更新プログラムのインストール後に、突然ネットワークドライブや共有にある、Webサイトのショートカットをクリックすると、セキュリティ警告が表示されるようになり警告をいちいちクリックするのが手間だと複数の報告がありました。この症状は Windows11だけではなくWindows10でも起きています。  特に Windows11は、今後も色々と仕様が変わっていくと思うので注意が必要ですね。
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この記事の著者
筆者 監修 Yukiko Mishima
Yukio  PCエンジニアリング
企業や組織のPCサポートをやっています。主に現場の経験でコンピューター関連のスキルアップをしてきました。
筆者プロフィールとパソブルの運営情報

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