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Windows 11 スリープ時間を変更しても1分になる時の対処法

公開日

Windows11でスリープまでの時間を変更しても1分ほどでスリープになる場合は、通常のスリープ設定を確認したうえで、システム無人スリープタイムアウトの設定を変更して対処します。
改善しない場合は、Modern Standbyに対応しているか確認し、必要に応じて電源管理の設定を見直します。 このページでは、Windows11でスリープまでの時間を変更しても1分になる時の対処法を紹介しています。


スリープまでの時間を変更しても1分になる状況を確認する

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Windows11でスリープまでの時間を変更しても、1分ほどでスリープになる場合は、通常のスリープ設定とは別の設定が影響していることがあります。
まずは、どのタイミングでスリープになるのかを確認しておくと、原因に合った対処を進めやすくなります。

スリープまでの時間を変更しても反映されない

「設定」や「電源オプション」でスリープまでの時間を変更しても、短時間でスリープになる場合です。
この場合は、通常のスリープ設定だけでなく、システム無人スリープタイムアウトなどの詳細な電源設定が影響していることがあります。

ロック後や画面オフ後に1分ほどでスリープになる

PCをロックした後や画面が消えた後に、1分ほどでスリープになる場合です。
この場合は、無人状態と判断された時に働くスリープ設定が関係していることがあります。

スリープから復帰した後に短時間で再びスリープになる

スリープから復帰した後、操作しないまま短時間で再びスリープになる場合です。
この場合は、システムが自動的に復帰した後の無人状態を判定する設定が影響していることがあります。

Modern Standbyに対応したPCで起きる

ノートPCや一部の省電力設計のPCでは、Modern Standbyの電源管理が影響して、通常のスリープ設定どおりに動作しないことがあります。
この場合は、Modern Standbyに対応しているか確認し、必要に応じて電源管理の設定を見直します。
通常のスリープ設定を変更しても1分ほどでスリープになる場合は、システム無人スリープタイムアウトを確認します。
それでも改善しない場合は、Modern Standbyの影響がないか確認してください。

スリープまでの時間を変更しても1分になる時の対処法

スリープまでの時間を変更しても1分ほどでスリープになる場合は、まず通常のスリープ設定を確認します。
通常の設定に問題がない場合は、システム無人スリープタイムアウトを表示して0分に変更し、それでも改善しない場合はModern Standbyの影響を確認してください。

1. 通常のスリープ設定を確認する

まずは、Windows11の通常のスリープ設定が意図した時間になっているか確認します。
スリープまでの時間が短く設定されている場合は、先にこの設定を変更してください。

スリープまでの時間を確認する

1.「スタート」ボタンを右クリックしたメニューの「設定」をクリックします。
Windows11 スタートの右クリックメニューから設定を開く 2. 「システム」の項目の「電源」クリックします。
Windows11 設定、システムの電源を開く 4. 「画面およびスリープのタイムアウト」または「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」をクリックします。
Windows11 画面とスリープの設定を開く 5. スリープまでの時間が短くなっている場合は、時間を変更します。
Windows11 スリープまでの時間を変更する 6. 設定後、1分ほどでスリープにならないか確認します。 すりープの設定は、他にも電源オプションなどでもできます。気になる場合はそれらの設定も確認してみてください。
Windows11 スリープ設定3つの場所と設定方法
スリープ設定を変更しても1分ほどでスリープになる場合は、次の「システム無人スリープタイムアウト」を確認してください。
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2. システム無人スリープタイムアウトを0分に変更する

システム無人スリープタイムアウトは、通常のスリープ設定とは別に、無人状態でスリープになるまでの時間を指定する設定です。
この項目は初期状態では電源オプションに表示されないため、レジストリで表示できるようにしてから、電源オプションで0分に変更します。
レジストリの編集を誤るとWindows11が正常に動作しないことがあります。
操作に自信がなければ、編集前にバックアップを作成してからレジストリの操作を行ってください。
Windows11 レジストリのバックアップと復元のやり方

1, レジストリエディタを開く

  • キーボードの「Windows」と「R」を押します。
  • 「ファイル名を指定して実行」が開いたら、テキストボックスに「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。
  • ユーザーアカウント制御の警告が表示されたら「はい」をクリックします。
Windows11 レジストリエディタを開く
「ファイル名を指定して実行」はスタートからも開けます。
Windows11 スタートからファイル名を指定して実行を開く

2. システム無人スリープタイムアウトの設定キーに移動する

レジストリエディタが開いたら、「〉」をクリックして順に展開し、「7bc4a2f9-d8fc-4469-b07b-33eb785aaca0」キーをクリックします。
キー名の「〉」アイコンをクリックして展開していきます。
  • 〉HKEY_LOCAL_MACHINE
  • 〉SYSTEM
  • 〉CurrentControlSet
  • 〉Control
  • 〉Power
  • 〉PowerSettings
  • 〉238C9FA8-0AAD-41ED-83F4-97BE242C8F20
  • 7bc4a2f9-d8fc-4469-b07b-33eb785aaca0 をクリック
Windows11 レジストリでシステム無人スリープタイムアウトのキーに移動する アドレスバーに下記のパスを貼り付けて、Enterキーを押して移動することもできます。
Windows11 レジストリのアドレスバーでシステム無人スリープタイムアウトのキーに移動
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\238C9FA8-0AAD-41ED-83F4-97BE242C8F20\7bc4a2f9-d8fc-4469-b07b-33eb785aaca0

3. Attributesの値を2に変更する

1. 右側に表示されている「Attributes」をダブルクリックして、「値の編集」を開きます。
Windows11 レジストリでAttributesの値を開く 2. 「値のデータ」を「 2 」に変更して、「OK」をクリックします。
Windows11 Attributesの値のデータを2に変更する 3. データの表示が「0x00000002 (2)」になっていることを確認して、レジストリエディタを閉じます。
Windows11 Attributesの値が2になっていることを確認する

4. 電源オプションで0分に変更する

1. コントロールパネルを開く
コントロールパネルを開くには、主に下記の2つの方法があります。 検索から
  • キーボードの「Windows」キーを押した後に、「control」と押します。
  • 検索画面が表示されたら、「コントロールパネル」をクリックします。
※この操作は、検索で「control」と入力する操作と同じです。
Windows11 検索からコントロールパネルを起動 2. コントロールパネルが表示されたら「システムとセキュリティ」をクリックします。
Windows11 コントロールパネルのシステムとセキュリティを開く 3.「電源オプション」の下にある「コンビューターがスリープ状になる時問を変更」をクリックします。
Windows11 コントロールパネルの電源オプションの時間設定を開く 4. プラン設定の編集が表示されtら「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
Windows11 コントロールパネルの電源の詳細な電源オプションを開く 5. 「スリープ」を展開し、「システム無人スリープタイムアウト」が表示されているか確認します。
Windows11 電源オプションでシステム無人スリープタイムアウトを確認する 6. 「システム無人スリープタイムアウト」を「0分」に変更して、「OK」をクリックします。
Windows11 システム無人スリープタイムアウトを0分に変更する 7. 設定後、1分ほどでスリープにならないか確認します。
「システム無人スリープタイムアウト」が表示されない場合は、電源オプションを閉じてからもう一度開き直してください。
それでも表示されない場合は、レジストリの場所と「Attributes」の値が正しく変更されているか確認してください。

3. Modern Standbyに対応しているか確認する

システム無人スリープタイムアウトを変更しても改善しない場合は、PCがModern Standbyに対応しているか確認します。
Modern Standbyに対応していない環境では、この対処は不要です。

powercfg /aで対応状況を確認する

1. 「スタート」ボタンを右クリックしたメニューの「ターミナル」をクリックします。
Windows11 スタートボタンを右クリックしてターミナルを開く 2. ターミナルが開いたら、下記のコマンドを入力してEnterキーを押します。
powercfg /a

3. スリープ状態の一覧を確認します。
Windows11 powercfg /aでModern Standbyの対応状況を確認する

Modern Standbyに対応していない場合

「以下のスリープ状態はこのシステムでは利用できません:」に「スタンバイ(S0 低電力アイドル)」が表示されている場合は、Modern Standbyに対応していません。
この場合は、Modern Standbyの変更はできません。
Windows11 Modern Standbyが利用できない状態を確認する Modern Standbyに対応していない場合は、ここで作業を終了して構いません。
改善しない場合は、通常のスリープ設定、電源プラン、常駐アプリ、周辺機器など別の原因を確認してください。

Modern Standbyに対応している場合

「以下のスリープ状態がこのシステムで利用可能です:」に「スタンバイ(S0 低電力アイドル)」が表示されている場合は、Modern Standbyに対応しています。
この場合は、次の「Modern Standbyの影響を確認する」へ進んでください。
Windows11 Modern Standbyが利用可能な状態を確認する

4. Modern Standbyの影響を確認する

Modern Standbyに対応しているPCでは、従来のスリープ設定とは異なる電源管理が行われることがあります。
システム無人スリープタイムアウトを変更しても改善しない場合は、Modern Standbyの影響を確認します。
この操作は、Modern Standbyに対応しているPCで、システム無人スリープタイムアウトを変更しても改善しない場合に確認します。
Modern Standbyに対応していないPCでは、この操作は不要です。

Control\Powerキーに移動する

1. レジストリエディタを開きます。
  • キーボードの「Windows」と「R」を押します。
  • 「ファイル名を指定して実行」が開いたら、テキストボックスに「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。
  • ユーザーアカウント制御の警告が表示されたら「はい」をクリックします。
Windows11 レジストリエディタを開く 2. 「〉」をクリックして順に展開し、「Power」キーをクリックします。
  • 〉HKEY_LOCAL_MACHINE
  • 〉SYSTEM
  • 〉CurrentControlSet
  • 〉Control
  • Power をクリック
Windows11 レジストリのControl内のPowerキーに移動する アドレスバーに下記のパスを貼り付けて、Enterキーを押して移動することもできます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power

PlatformAoAcOverrideの値を作成する

1. 「Power」キーを右クリックしたメニューの、「新規」にマウスポインターを合わせ、サブメニューの「DWORD(32ビット)値(D)」をクリックします。
Windows11 PowerキーにPlatformAoAcOverrideの値を作成する 2. 「新しい値 #1」が作成されるので、名前を「PlatformAoAcOverride」に変更します。
Windows11 PlatformAoAcOverrideに値の名前を変更する
名前の変更状態が解除されても、値の名前をクリックして選択した状態でキーボードの「F2」を押せば名前が変更できる状態になります。 3. 「PlatformAoAcOverride」をダブルクリックして、「値の編集」を開きます。
Windows11 PlatformAoAcOverrideの値を開く 4. 表記が「16進数」になっていることを確認し、「値のデータ」が「 0 」になっていることを確認して、レジストリエディタを閉じます。
Windows11 PlatformAoAcOverrideの値のデータを0に設定する 5. パソコンを再起動して、1分ほどでスリープにならないか確認します。
NOTE
この設定を戻す場合は、レジストリエディタの「Power」キーに作成した「PlatformAoAcOverride」を削除して、パソコンを再起動します。
再起動後に「powercfg /a」を実行し、Modern Standbyの表示が元に戻っているか確認してください。

スリープまでの時間を変更しても1分になる主な原因

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スリープまでの時間を変更しても1分ほどでスリープになる場合は、通常のスリープ設定だけでなく、詳細な電源設定やModern Standbyの電源管理が関係していることがあります。
ここでは、今回の対処法と関係が深い主な原因を整理しています。

通常のスリープ設定が短くなっている

Windows11の「画面とスリープ」で、スリープまでの時間が短く設定されていると、放置後すぐにスリープになります。
まずは、通常のスリープ設定が意図した時間になっているか確認が必要です。

システム無人スリープタイムアウトが影響している

通常のスリープ設定を変更しても1分ほどでスリープになる場合は、システム無人スリープタイムアウトが影響していることがあります。
この設定は初期状態では電源オプションに表示されないため、レジストリで表示できるようにしてから設定を確認します。

ロック後や復帰後に無人状態として判断されている

PCをロックした後やスリープから復帰した後に操作しない状態が続くと、無人状態として判断され、短時間でスリープになることがあります。
この場合は、通常のスリープ時間とは別の設定で動作している可能性があります。

Modern Standbyの電源管理が影響している

Modern Standbyに対応したPCでは、従来のスリープとは異なる電源管理が行われることがあります。
システム無人スリープタイムアウトを変更しても改善しない場合は、Modern Standbyの対応状況や影響を確認します。

電源プランやメーカー独自の電源管理が影響している

メーカー製パソコンでは、Windows標準の電源設定とは別に、メーカー独自の電源管理アプリや省電力設定が影響することがあります。
Windows側の設定を変更しても改善しない場合は、メーカー独自の電源設定も確認してください。
スリープまでの時間を変更しても1分ほどでスリープになる場合は、通常のスリープ設定だけで判断せず、システム無人スリープタイムアウトとModern Standbyの影響を順番に確認してください。
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筆者 監修 Yukiko Mishima
著者/ Yukio Mishima
主に企業や組織のPCサポートとシステム構築のPCエンジニアリング。現場で経験した問題解決や設定など紹介しています。
筆者プロフィールとパソブルの運営情報
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