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Windows 11 が起動しない時の症状別修復方法

最終更新日

Windows11が起動しないときは、画面に何も表示されない、起動途中で止まる、自動修復やエラーが表示されるなど、発生している症状によって修復方法が異なります。 まずは、電源を入れた後にどの画面まで進むか、どのような表示で止まっているかを確認し、目次から近い症状を選んでください。 このページでは、Windows11が起動しない状況を表示される画面や停止する場所ごとに分け、症状に応じた修復方法のページへ案内しています。


起動修復の前に確認しておくこと

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Windows11が起動しない場合は、USB機器や外付けストレージなど、パソコンに接続している周辺機器が影響していることがあります。 修復操作を行う前に、起動に必要のない機器を取り外し、Windows11が起動できるか確認してください。
  • マウスとキーボード以外のUSB機器を取り外す
  • 外付けHDD、USBメモリ、SDカードなどのストレージを取り外す
  • USBハブ、HDMI切替機、変換アダプターなどの中継機器を取り外す
  • 複数のディスプレイを接続している場合は、1台だけ接続して起動を確認する
周辺機器を取り外した状態でWindows11が起動した場合は、外した機器を一つずつ接続し、どの機器を接続すると問題が発生するか確認します。 周辺機器を取り外しても起動できない場合は、電源を入れた後に表示される画面や、起動が止まる場所を確認し、目次から近い症状の修復方法へ進んでください。
症状を判断しにくい場合は、画面に表示されている文字やエラーコード、マウスカーソルの有無を確認すると、該当する項目を選びやすくなります。

電源を入れても画面が真っ暗で何も表示されない

パソコンの電源を入れても、メーカーのロゴやBIOS(UEFI)画面が表示されず、画面が真っ暗なままの場合は、Windows11が起動する前の段階で問題が発生しています。 この状態では、ディスプレイや接続ケーブルの問題だけでなく、電源、メモリ、グラフィック機能など、パソコン本体側の不具合も考えられます。 黒い画面にマウスカーソルだけ表示される場合は、Windows11がある程度起動している状態です。
この項目ではなく「画面が真っ暗でマウスカーソルだけ表示される」をご覧ください。

画面とパソコン本体の状態を確認する

最初に、ディスプレイへ映像が表示されていないだけなのか、パソコン本体が正常に動作していないのかを確認します。

ディスプレイ側の確認

  • ディスプレイの電源ランプが点灯しているか
  • ディスプレイ本体のメニュー画面が表示できるか
  • 入力端子がHDMIやDisplayPortなど、接続している端子に設定されているか
  • 映像ケーブルを接続し直して表示されるか
  • 別のディスプレイやテレビに接続すると表示されるか

パソコン本体側の確認

  • 電源ランプが点灯しているか
  • 冷却ファンの動作音が聞こえるか
  • ビープ音や診断用ランプが表示されていないか
  • ノートパソコンの場合は、外部ディスプレイへ接続すると表示されるか

放電してから起動を確認する

パソコン内部の電気的な状態が原因で、一時的に画面が表示されなくなることがあります。電源を完全に外して放電し、もう一度起動を確認してください。

デスクトップパソコンの場合

電源を切って電源ケーブルを外し、電源スイッチを30秒ほど押し続けます。
その後、電源ケーブルを接続して、画面が表示されるか確認してください。

ノートパソコンの場合

電源を切ってACアダプターを外し、取り外し可能なバッテリーであればバッテリーも外します。
電源スイッチを30秒ほど押し続けた後、ACアダプターを接続して起動を確認してください。 バッテリーが内蔵されている機種は、放電方法が異なる場合があります。取扱説明書やメーカー公式サイトで確認してください。

画面が何も表示されない場合の対応

別のディスプレイやケーブルを使用しても何も表示されず、放電しても改善しない場合は、パソコン本体の部品に問題がある可能性があります。 メモリ、グラフィック機能、電源、マザーボードなど、複数の原因が考えられるため、画面が表示されない状態だけで故障箇所を特定することは困難です。 ビープ音や診断用ランプが表示されている場合は、パソコンの取扱説明書やメーカー公式サイトで内容を確認してください。原因を確認できない場合や、パソコン内部の作業に不安がある場合は、メーカーサポートや購入店、修理専門店へ相談してください。 メーカーのロゴやBIOS(UEFI)画面が表示される場合は、パソコン本体の電源は入っています。
BIOS(UEFI)画面から先へ進まない場合は「電源を入れるとBIOS(UEFI)画面が表示されて起動しない」をご覧ください。

本体が原因の場合

パソコン本体が原因なら、放電できる場合最初に行ってみてください。
放電の手順(ノートPC・デスクトップ別)
電源ケーブルやバッテリーを外し、電源スイッチを30秒以上長押ししてから再接続して起動するか確認します。
内蔵バッテリーの場合は、メーカー公式サイトや取扱説明書で放電方法を確認してください。
電源ユニットの故障
電源スイッチを入れても、パワーライトが点灯しない場合は、電源ユニットの故障も考えられます。
デスクトップパソコンの場合
  • 電源ユニットの交換をします。電源ユニットの交換は、ワット数(例:650W)などを調べたうえで、ネットやパソコンショップで購入し、自分で比較的簡単に交換することも可能です。
    不安がある場合は、メーカーサポートや修理専門店に依頼して交換してもらいましょう。
ノートパソコンの場合
  • ACアダプター:型番に合った純正のアダプターを用意して交換してください。メーカー製のものを選ぶことで、動作の安定性が確保できます。
  • バッテリー:取り外し可能なタイプであれば、自分で交換が可能です。内蔵バッテリーの場合は、メーカーサポートや修理専門店に依頼して交換してもらいましょう。
マザーボード・メモリなど主要パーツの異常
デスクトップパソコンの場合
  • 1つのメモリを抜いた状態で電源を入れ起動できるか確認します。起動するならマザーボードの不具合が考えられます。
  • メモリスロットを変えても、起動できない場合は、メモリの故障が考えられます。
ノートパソコンの場合
ノートパソコンの場合は、マザーボードの不具合かメモリの故障など簡単には判断できません。メーカーサポートや修理専門店に依頼して修理依頼する必要があります。

電源を入れるとBIOS(UEFI)画面が表示されて起動しない

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パソコンの電源を入れたときにWindows11ではなくBIOS(UEFI)の設定画面が表示される場合は、起動先が正しく選択されていないか、Windows11が入っているストレージを認識できていない可能性があります。 まずは、BIOS(UEFI)画面にWindows Boot Managerや、Windows11をインストールしているSSDが表示されているか確認します。 BIOS(UEFI)画面ではなく、青い画面や黒い画面にエラーコードが表示される場合は「起動時にデバイスに関するエラーが表示される」をご覧ください。

Windows Boot Managerとストレージの認識を確認する

BIOS(UEFI)のBoot、Storage、NVMeなどの項目を開き、次の内容を確認してください。項目名や表示場所は、パソコンのメーカーや機種によって異なります。
Windows11が起動せずBIOS(UEFI)画面が表示される
  • 起動先にWindows Boot Managerが表示されているか
  • Windows11が入っているSATA SSDやM.2 SSDが表示されているか
  • Windows Boot Managerが起動順位の先頭になっているか
確認だけで分からない設定を変更すると、さらに起動できなくなる場合があります。起動モードやセキュアブートなどは、確実な設定方法が理解できる状態で行ってください。

Windows Boot Managerが表示されている場合

「Windows Boot Manager」とストレージが表示されている場合は、Windows Boot Managerを起動順位の先頭に設定し、変更内容を保存して再起動します。 設定を変更していないのに突然BIOS(UEFI)が表示された場合は、一度設定画面を終了して再起動するだけで正常に起動することもあります。 再起動後にエラー画面が表示される場合は、起動データに問題が発生している可能性があります。 Windows11の起動前にエラーが表示される場合は、エラー内容を確認してブートの修復へ進んでください。
起動時にデバイスに関するエラーが表示される

Windows11が入っているストレージが表示されない場合

SATA SSDやM.2 SSDがBIOS(UEFI)画面に表示されない場合は、一時的な認識不良、接続不良、ストレージの故障などが考えられます。 最初にパソコンの電源を切り、電源ケーブルやACアダプターを外して放電した後、もう一度起動して認識されるか確認してください。

デスクトップパソコンの場合

パソコン内部の作業ができる場合は、電源を完全に外してから、SATAケーブルや電源ケーブルを接続し直します。別のSATAケーブルや接続端子がある場合は、交換して確認する方法もあります。 M.2 SSDの場合は、取り付け部分の緩みがないか確認します。作業に不安がある場合は、無理に取り外さないでください。

ノートパソコンの場合

ストレージが内蔵されているため、分解せずにメーカーサポートや修理専門店へ相談するほうが安全です。 放電や接続の確認を行ってもストレージが表示されない場合は、ストレージ本体またはパソコン側の接続部分に問題がある可能性があります。故障箇所を確認してから、ストレージの交換やWindows11の再インストールを検討してください。

Windows11の起動途中で電源が切れる

Windows11のロゴや読み込み画面が表示された後に突然電源が切れ、電源ランプや冷却ファンも停止する場合は、Windows側の問題だけでなく、電源やパソコン内部の部品に不具合が発生している可能性もあります。 最初に、USB機器や外付けストレージなど、起動に必要のない周辺機器をすべて取り外してから、もう一度起動して確認してください。
電源が完全に切れず、自動的に再起動を繰り返している場合は、この項目ではなく「起動直後や自動修復後に再起動を繰り返す」をご覧ください。

電源が切れるタイミングを確認する

Windows11の起動途中で電源が切れる場合は、次の状態を確認すると、Windows側とハードウェア側のどちらを重点的に確認するか判断しやすくなります。
  • 毎回ほぼ同じ画面やタイミングで電源が切れる
  • 電源を入れてから数秒で切れることがある
  • しばらく時間を置くと起動できる場合がある
  • 回復環境やインストールメディアから起動しても電源が切れる
回復環境やインストールメディアから起動している途中でも電源が切れる場合は、Windowsの破損だけではなく、電源、冷却、メモリ、マザーボードなど、パソコン本体側の不具合も確認する必要があります。

起動途中で電源が切れる場合の対処法

この症状は、周辺機器の影響、Windowsのシステム破損、電源供給の不安定、パソコン内部の温度上昇など、複数の原因で発生します。 詳しい確認では、周辺機器を外した状態での起動、回復環境やインストールメディアからの起動、パソコン本体の電源や冷却状態を順に確認します。 起動途中で電源が切れる原因の確認方法と、Windows側とパソコン本体側の対処法は、下記のページをご覧ください。
Windows11 起動途中で電源が切れる時の原因と対処法

起動時のOS選択画面から先へ進めない

パソコンの起動時にOS選択画面が表示され、Windows11を選択しても起動できない場合は、BCDデータ(起動管理データ)に不要な情報や不整合が発生している可能性があります。 クローンの作成やクリーンインストール、ストレージの交換後に、使用していないWindowsが選択肢として表示されるようになった場合も、この項目に該当します。 Windows11を選択した後にロゴや読み込み画面まで進み、そこで止まる場合は「Windows11の起動画面で止まって先へ進まない」をご覧ください。 OS選択画面が表示される前にエラーコードやエラーメッセージが表示される場合は「起動時にデバイスに関するエラーが表示される」をご覧ください。

OS選択画面に表示される内容を確認する

次のような状態が発生している場合は、BCDデータの修復が必要になることがあります。
  • Windows11を選択しても起動できない
  • 使用していないWindowsが選択肢に表示される
  • 同じ名前のWindows11が複数表示される
  • 選択するとエラーが表示され、OS選択画面へ戻る
OS選択画面は、BCDデータに登録されている起動情報をもとに表示されます。登録内容と実際のWindows11の保存場所が一致していない場合は、正しい項目を選択しても起動できないことがあります。

BCDデータを再構築して修復する

不要な起動情報や不整合が原因の場合は、回復環境のコマンドプロンプトからBCDデータを再構築することで、正常に起動できるようになる可能性があります。 強制終了で回復環境を起動できない場合は、Windows11のインストールメディアまたは回復ドライブが必要です。
OS選択画面の状態を確認し、BCDデータを再構築する詳しい手順は、下記のページをご覧ください。
Windows11 OS選択画面の不具合をBCD再構築で修復する方法

起動時にデバイスに関するエラーが表示される

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Windows11の起動時に青い回復画面が表示され、「必要なデバイスが接続されていないか、アクセスできません」「PCまたはデバイスは修復する必要があります」などと表示される場合があります。 この画面が表示される場合は、Windows Boot Managerまでは読み込まれていますが、BCDデータに登録されたWindowsや、起動に必要なドライブへアクセスできていない可能性があります。

エラー画面の表示内容を確認する

エラー画面には、問題が発生している場所を確認するための情報が表示されています。電源を切る前に、下記の内容をメモしてください。
  • 「必要なデバイスが接続されていない」などのエラーメッセージ
  • 0xc000000eなどのエラーコード
  • 「ファイル」の項目と、表示されているファイル名
  • 回復環境を起動するためのキーが表示されているか
エラーコードだけで修復方法を決めず、メッセージやファイル名もあわせて確認することが重要です。 OS選択画面から先へ進めない場合は「起動時のOS選択画面から先へ進めない」をご覧ください。 Windows11の回復画面ではなく、BIOS(UEFI)画面が直接表示される場合は「電源を入れるとBIOS(UEFI)画面が表示されて起動しない」をご覧ください。

ストレージの認識と起動情報を確認する

最初にBIOS(UEFI)を開き、Windows11が入っているSSDやM.2 SSDを認識しているか確認します。 ストレージが正確に認識していない場合でもデバイスエラーが表示され起動できません。接続不良やストレージの不具合も考えられるため、起動データを修復する前にストレージ側の確認ができる状況なら、先に確認してください。 ストレージを認識しているのに同じエラーが繰り返される場合は、BCDデータの不整合や、EFIシステムパーティションに登録されている起動データに問題が発生している可能性があります。 ブート(起動)データの修復は、通常Windows11のインストールメディアまたは回復ドライブが必要になります。
ストレージを認識しているのにデバイスに関するエラーが繰り返される場合は、下記のページで起動データの修復手順を確認してください。
Windows11 UEFIブートの問題で起動できない時の修復法

自動修復やスタートアップ修復が表示されて起動できない

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Windows11の起動中に「自動修復を準備しています」「PCを診断中」などと表示された後、「PCが正常に起動しませんでした」や「スタートアップ修復でPCを修復できませんでした」と表示される場合があります。 この状態は、Windows11が起動時の問題を検出して修復を試したものの、正常に起動できなかった場合に発生します。システムファイル、ドライバ、更新プログラムなどの不具合が考えられます。

自動修復後に表示された画面を確認する

「PCが正常に起動しませんでした」と表示された場合は、最初に「再起動」を選択し、通常どおり起動できるか確認してください。
Windows11の自動修復後に再起動を選択する
再起動後に正常に起動できた場合は、一時的な問題だった可能性があります。 同じ画面が繰り返し表示される場合や、「スタートアップ修復でPCを修復できませんでした」と表示される場合は、再起動を繰り返さず「詳細オプション」から修復を行います。

詳細オプションから修復方法を選ぶ

自動修復やスタートアップ修復で起動できない場合は、問題が発生する前の状況に応じて、回復環境の修復機能を選びます。 回復環境の詳細オプションを開く方法や、利用できる修復機能は下記のページで確認できます。
Windows11 回復環境で起動する4つの方法と修復機能の内容

起動直後や自動修復後に再起動を繰り返す

Windows11の起動直後にパソコンが再起動し、同じ動作を何度も繰り返すことがあります。 「自動修復を準備しています」や「PCを診断中」と表示された後に再起動し、再び同じ画面へ戻る場合も、この項目に該当します。スタートアップ修復の途中や修復後に再起動を繰り返す場合も同様です。
「PCが正常に起動しませんでした」や「スタートアップ修復でPCを修復できませんでした」と表示され、画面が止まっている場合は「自動修復やスタートアップ修復が表示されて起動できない」をご覧ください。

再起動を繰り返すタイミングを確認する

再起動ループは、再起動する画面やタイミングによって、考えられる原因や試す修復方法が異なります。 次のような状態を確認してください。
  • メーカーのロゴが表示された直後に再起動する
  • Windows11のロゴや読み込み画面で再起動する
  • 自動修復やPCの診断が始まった後に再起動する
  • ブルースクリーンが一瞬表示された後に再起動する
  • 再起動を繰り返して回復環境へ進めない
再起動する前にエラーコードやメッセージが一瞬表示される場合は、スマートフォンなどで動画を撮影すると内容を確認しやすくなります。

再起動ループの修復方法を確認する

起動直後の再起動ループは、更新プログラム、ドライバ、システムファイルの破損、ストレージやメモリなどの不具合で発生することがあります。 修復では、周辺機器を取り外した状態での起動、回復環境からの更新プログラムの削除やシステムの復元、セーフモード、コマンドによる修復などを順に確認します。 回復環境にも入れず再起動を繰り返す場合は、Windows11のインストールメディアまたは回復ドライブから修復を行います。 再起動するタイミングの確認方法と、状況に応じた詳しい修復手順は下記のページをご覧ください。
Windows11 起動直後に再起動を繰り返すときの対処法

Windows11の起動画面で止まって先へ進まない

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Windows11のロゴや読み込み中の丸い表示が出たまま、サインイン画面まで進まない場合は、システムファイル、ドライバ、更新プログラム、ストレージなどに問題が発生している可能性があります。 読み込み表示が動いていても長時間変化がない場合や、電源を入れ直しても毎回同じ画面で止まる場合が、この項目に該当します。 「自動修復を準備しています」や「スタートアップ修復」などが表示される場合は「自動修復やスタートアップ修復が表示されて起動できない」をご覧ください。 起動画面で止まらず再起動を繰り返す場合は「起動直後や自動修復後に再起動を繰り返す」をご覧ください。 黒い画面にマウスカーソルだけ表示される場合は「画面が真っ暗でマウスカーソルだけ表示される」をご覧ください。

起動画面で止まっている状態を確認する

次のような状態が続いている場合は、Windows11の起動処理が正常に進んでいない可能性があります。
  • Windows11のロゴと読み込み表示のまま変化しない
  • 読み込み表示は動いているが、サインイン画面まで進まない
  • 電源を入れ直しても、毎回ほぼ同じ画面で止まる
  • 更新プログラムやドライバを追加した後から起動できなくなった
更新プログラムの適用後や、Windows11を強制終了した後の最初の起動は、通常より時間がかかることがあります。読み込み表示が動いている場合や、ストレージのアクセスランプが点滅している場合は、すぐに電源を切らず、しばらく待ってください。 長時間変化がなく、電源を入れ直しても同じ状態になる場合は、Windows回復環境(WinRE)から修復を行います。

回復環境を起動して修復方法を選ぶ

Windows11の起動画面から先へ進めない場合は、Windows回復環境を起動し、「詳細オプション」にある修復機能を利用します。 強制終了を繰り返しても回復環境が表示されない場合は、Windows11のインストールメディアまたは回復ドライブから起動してください。
起動しない状況で回復環境を起動する方法と、詳細オプションにある修復機能は下記のページで確認できます。
Windows11 回復環境で起動する4つの方法と修復機能の内容
回復環境が起動したら、最初にスタートアップ修復を試します。スタートアップ修復で改善しない場合は、起動できなくなる前の状況に合う修復方法へ進んでください。 回復環境の修復機能を試しても起動できない場合は「修復してもWindows11が起動できない時の対処法」へ進んでください。

アップデート後に正常に起動しなくなった

Windows Updateの実行後や、Windows11のバージョンアップ後に再起動すると、起動画面から先へ進まなくなったり、自動修復が表示されたりする場合があります。 アップデート前まで正常に起動していた場合は、直前にインストールされた更新プログラムを削除することで、起動できるようになる可能性があります。 「更新プログラムを構成しています」「更新しています」などの画面が表示され、進行状況が変化している場合は、更新処理が続いています。
すぐに電源を切らず、処理が完了するまで待ってください。長時間まったく変化せず、電源を入れ直しても同じ状態になる場合は修復へ進みます。

アップデートの種類を確認する

Windows11のアップデートには、毎月配信される定例更新と、Windows11のバージョンを変更するバージョンアップがあります。 どちらのアップデート後に起動できなくなったかによって、削除する更新プログラムや修復方法が異なります。
  • 定例更新プログラムの適用後
    毎月の累積更新や修正プログラムをインストールした後に起動できなくなった状態です。回復環境では「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」を使用します。
  • Windows11のバージョンアップ後
    Windows11のバージョンを更新した後に起動できなくなった状態です。回復環境では「最新の機能更新プログラムをアンインストールする」など、バージョンアップに応じた修復を行います。
自動修復やスタートアップ修復の画面が表示され、更新プログラムを適用したか分からない場合は「自動修復やスタートアップ修復が表示されて起動できない」をご覧ください。

アップデートの種類に応じた修復を行う

定例更新後に起動できなくなった場合は、回復環境から問題が発生した品質更新プログラムを削除します。 Windows11のバージョンアップ後に起動できなくなった場合は、機能更新プログラムの削除や、バージョンアップ後の状況に応じた修復を行います。 アップデートの種類に応じて、下記のページへ進んでください。

画面が真っ暗でマウスカーソルだけ表示される

Windows11の起動中やサインイン後に、画面が真っ暗なままマウスカーソルだけ表示される場合があります。 マウスカーソルが表示されている場合は、画面への映像出力が行われ、Windows11もある程度起動している状態です。グラフィックドライバ、エクスプローラ、更新プログラムなどの不具合が考えられます。 電源を入れてもメーカーのロゴやマウスカーソルが何も表示されない場合は、下記の項目をご覧ください。
電源を入れても画面が真っ暗で何も表示されない 背景画像や時計が表示されているのに、ロック画面から先へ進めない場合は、下記の項目をご覧ください。
Windows11のロック画面から先へ進まない

キー操作に反応するか確認する

最初に、Windows11がキー操作に反応するか確認します。反応がある場合は、再起動や画面の再読み込みで改善することがあります。

Ctrl+Alt+Deleteキーから再起動する

Ctrl+Alt+Delete」キーを同時に押し、メニュー画面が表示されるか確認します。 メニューが表示された場合は、画面右下の電源ボタンをクリックして「再起動」を選択し、正常に表示されるか確認してください。
Ctrl+Alt+DeleteキーからWindows11を再起動する

グラフィックドライバを再読み込みする

Windows+Ctrl+Shift+B」キーを同時に押すと、グラフィックドライバが再読み込みされます。 画面が一瞬暗転したり通知音が鳴った後、正常に表示されるか確認してください。これで改善した場合は、グラフィックドライバの一時的な不具合だった可能性があります。
Windows+Ctrl+Shift+Bキーでグラフィックドライバを再読み込みする

エクスプローラを手動で起動する

サインイン後に黒い画面とマウスカーソルだけが表示される場合は、デスクトップやタスクバーを表示するエクスプローラが起動していない可能性があります。
  1. Ctrl+Shift+Esc」キーを押し、タスクマネージャーが表示されるか確認します。
  2. タスクマネージャーの「新しいタスクを実行する」をクリックします。
  3. explorer.exe」と入力し、「OK」をクリックします。
  4. デスクトップやタスクバーが表示されるか確認します。
タスクマネージャーからexplorer.exeを起動する
エクスプローラを手動で起動して画面が表示されても、再起動後に同じ状態になる場合は、スタートアップアプリやシステムファイルなどの確認が必要です。

セーフモードでドライバや更新プログラムを確認する

キー操作に反応しない場合や、再起動しても黒い画面が繰り返し表示される場合は、セーフモードで起動して原因を確認します。 セーフモードで正常に画面が表示される場合は、グラフィックドライバ、最近追加したアプリ、更新プログラムなどが影響している可能性があります。
  • グラフィックドライバを削除して再インストールする
  • 症状が発生する前に追加したアプリを削除する
  • 直前にインストールされた更新プログラムを削除する
  • システムファイルの検査と修復を行う
セーフモードでグラフィックドライバを削除する セーフモードの起動方法と、グラフィックドライバを再インストールする手順は、下記のページをご覧ください。

Windows11のロック画面から先へ進まない

Windows11の背景画像や時計が表示されているのに、キーを押したりマウスを操作したりしてもサインイン画面へ進まない場合があります。 この状態は、ロック画面の一時的な停止、キーボードやマウスの認識不良、グラフィックドライバやWindows側の不具合などで発生することがあります。
画面が真っ暗でマウスカーソルだけ表示される場合は、下記の項目をご覧ください。
画面が真っ暗でマウスカーソルだけ表示される PINやパスワードの入力欄が表示されている場合は、ロック画面ではなくサインイン画面まで進んでいます。PINを入力してもサインインできない場合は、下記のページをご覧ください。
Windows11 PINでサインインできない時の対処法

キー操作でサインイン画面を表示する

最初に「Enter」キーや「Space」キーを押すか、画面をクリックしてサインイン画面が表示されるか確認してください。 反応がない場合は、「Ctrl+Alt+Delete」キーを同時に押します。メニュー画面やサインイン画面が表示された場合は、そのままサインインできるか確認してください。 キーボードやマウスをUSBハブなどに接続している場合は、パソコン本体のUSB端子へ直接接続します。ノートパソコンでは、本体のキーボードやタッチパッドでも反応するか確認してください。

再起動してロック画面の状態を確認する

「Ctrl+Alt+Delete」キーでメニュー画面が表示された場合は、画面右下の電源ボタンから「再起動」を選択します。 キー操作に反応しない場合は、電源スイッチを長押しして電源を切り、もう一度起動してください。再起動後にサインイン画面へ進める場合は、一時的な不具合だった可能性があります。 再起動してもロック画面から先へ進めない場合は、セーフモードの起動、グラフィックドライバや更新プログラムの確認、システムファイルの修復などが必要です。
ロック画面からサインイン画面へ進めない場合の詳しい確認方法と修復手順は、下記のページをご覧ください。
Windows11 ロック画面で動かない場合の対処法と修復方法

修復してもWindows11が起動できない時の対処法

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ここまでの修復方法を試してもWindows11が起動できない場合は、必要なファイルを救出した後に、Windows11の初期化またはクリーンインストールを検討します。 初期化やクリーンインストールを行うと、選択する方法によってアプリ、設定、個人用ファイルが削除されます。必要なファイルが残っている場合は、先にデータを救出してください。
BIOS(UEFI)でSSDを認識していない場合や、修復中にも電源が切れる場合は、Windows11を再インストールしても改善しない可能性があります。 ストレージ、電源、メモリなど、パソコン本体側の不具合が疑われる場合は、初期化やクリーンインストールを行う前にハードウェアの状態を確認してください。

起動しない状態でファイルを救出する

Windows11が起動できなくても、SSDやファイルシステムに大きな問題がなければ、回復環境から個人用ファイルを外付けストレージへコピーできる場合があります。 初期化やクリーンインストールを行う前に、直接ストレージに保存している必要な写真、文書、作業データなどを救出しておいてください。
Windows11が起動しない状態で、回復環境からファイルを取り出す詳しい手順は、下記のページをご覧ください。
Windows11が起動しないPCからファイルを取出す方法

Windows11を初期化する

Windows回復環境を起動できる場合は、「このPCを初期状態に戻す」を使用してWindows11を初期化できます。
Windows11 回復環境から初期化する
  • 「個人用ファイルを保持する」を選択すると、ユーザーフォルダ内の個人用ファイルを残してWindows11を再インストールできます。ただし、追加したアプリやドライバ、変更した設定は削除されます。
  • 「すべて削除する」を選択すると、個人用ファイルを含めてWindows11を再インストールします。
「個人用ファイルを保持する」を選択しても、初期化中のエラーやストレージの不具合によってファイルを失う可能性があります。必要なファイルは、初期化する前に別のストレージへ救出してください。 また、「このPCをリセット」は、Windows11に組み込まれている回復環境から利用します。インストールメディアから起動した回復環境では利用できません。
Windows11の初期化で残るファイルや削除される内容、回復環境から実行する手順は、下記のページをご覧ください。
Windows11 初期化「このPCをリセット」の利用方法

回復ドライブからWindows11を再インストールする

Windows11のシステムファイルを含めて作成した回復ドライブがある場合は、回復ドライブから起動して「ドライブから回復する」を利用できます。 「ドライブから回復する」は、「このPCをリセット」のような「個人用ファイルを保持する」ことはできません。必要なファイルを救出してから実行してください。 回復ドライブのからの再インストールは、作成したパソコンのものを使用します。回復後のWindows11には、回復ドライブの作成時に保存されたシステムファイルや、パソコンメーカーの構成が反映される場合があります。
回復ドライブから起動する方法と、「ドライブから回復する」の操作は下記のページをご覧ください。
Windows11 回復ドライブの作成方法と回復機能の紹介

Windows11をクリーンインストールする

Windows11の初期化を実行できない場合や、初期化しても正常に起動できない場合は、インストールメディアからクリーンインストールします。 クリーンインストールでは、Windows11を新しい状態で再構築できます。ただし、インストール先のパーティションを削除またはフォーマットすると、保存されている個人用ファイル、アプリ、設定は削除されます。 クリーンインストールを開始する前に、必要なファイルの救出が完了していることを確認してください。 Windows11をインストールするSSDをBIOS(UEFI)が認識していない場合や、インストール中にエラーが繰り返される場合は、ストレージなどの不具合も考えられます。 この場合は、ストレージの接続や状態を確認し、必要に応じて交換してからWindows11をインストールしてください。 インストールメディアの準備からWindows11をクリーンインストールする詳しい手順は、下記のページをご覧ください。
Windows11 クリーンインストールのやり方
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筆者 監修 Yukiko Mishima
著者/ Yukio Mishima
主に企業や組織のPCサポートとシステム構築のPCエンジニアリング。現場で経験した問題解決や設定など紹介しています。
筆者プロフィールとパソブルの運営情報
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問題や設定など Windows11 の記事一覧は、下記のページでご覧になれます。
Windows11 サポートコンテンツのリスト