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Windows 10 ズーム機能を超簡単に起動-拡大鏡の使い方と設定

最終更新日

Windows10 に搭載されているズーム機能「拡大鏡」を使用すると、画面の全体または部分的に拡大表示ができます。また、読み上げ機能も搭載され。拡大鏡はキーボードのショートカットキーで超簡単に起動/終了させることができます。  このページでは、拡大鏡の使い方と設定方法を紹介しています。
デスクトップ画面の文字やアイコンを、常に大きく表示させる方法は下記のページをご覧ください。
Windows10 の文字やアイコンを大きくして見やすくする


拡大鏡をキーボードで起動/終了する


キーボードのショートカットキーを利用すれば、ズーム機能を「無効」に設定していても、「拡大鏡」を、簡単に高速起動することができて便利です。
  • 「Windows」キーと「+」キーを押すと、拡大鏡が起動し、操作パネルが表示されます。
    拡大鏡起動のショートカットキー 
  • 「Windows」キーと「ESC」キーを押すと、拡大鏡が終了し、操作パネルが消えます。  拡大鏡終了のショートカットキー
※他にもキーボード操作により、拡大鏡の操作をすることができます。詳しくは、ページ末尾の拡大鏡の使い方をご覧ください。  Windows10 Ver.2004 から拡大鏡が強化され仕様がかわりました。
Ver.2004 以降の拡大鏡の操作パネル。
拡大鏡操作パネル ツールバー  Ver.1909 以前の拡大鏡の操作パネル。
拡大鏡操作パネル ツールバー

拡大鏡をタスクバーにピン止めして起動


  • Windows ボタンをクリックし「スタートメニュー」の「W」にある「簡単操作」をクリックします。
    メニューが展開されたら「拡大鏡」を、右クリックします。
    スタートメニュー 拡大鏡の場所 
  • サブメニューが開いたら、マウスポインタを「その他」に合わせて表示された、「タスクバーにピン止めする」をクリックします。
    拡大鏡のショートカットをタスクバーにピン止めする 
  • タスクバーにピン追加された「拡大鏡」のアイコンを、クリックすれば起動します。
    ※一度ピン止めしたショートカットアイコンは、任意に削除しない限り、再起動や拡大鏡を終了しても消えません。
    拡大鏡のショートカットアイコンで起動

拡大鏡の自動起動を無効にする

  • Windows の設定を開きます
    スタートメニューをクリックし、メニューの「設定」をクリックします。
    スタートメニューから設定を開く 
  • 「簡単操作」をクリックします。
    設定 簡単操作を開く 
  • 設定項目の「拡大鏡」をクリックします。
    「拡大鏡をスタートする」をクリックして、チェックマークを外します。次回起動したとき「拡大鏡」は、自動起動しなくまります。
    拡大鏡の自動起動を無効にする

拡大鏡の使い方



拡大鏡の基本的な操作


  • 「Windows」と「+」キーを押して、拡大鏡を起動します。
  • 拡大は「+」ボタンをクリック、縮小は「-」ボタンをクリックします。
拡大鏡の使い方
拡大鏡の実行方法は、他にもショートカットキーでも操作できます。
拡大鏡が起動している状態で、「Windows」と「+」で拡大、「Windows」と「-」で縮小します。

拡大方法の設定


ここでは、拡大鏡を使うための基本的な設定を紹介しています。  拡大鏡には「固定」「全画面表示」「レンズ」と三種類の使い方ができます。拡大方法を変更するには、拡大鏡の設定で操作します。
拡大鏡の操作パネル詳細 
  • 全画面表示

    画面全体を拡大表示します。
    拡大「+」ボタンのクリックした位置を基準点にして、拡大されます。 拡大鏡の操作パネルが、右上にある場合は左側を下側が拡大により、隠れることになります。
  • レンズ

    マウスポインターの周囲に枠が表示され、枠内が指定した比率で拡大表示されます。 マウスポインターを動かすと、拡大範囲も一緒に動きます。 
  • レンズのサイズを変更

    拡大範囲の枠(レンズ)のサイズは、「レンズサイズの変更」のスライドバーにてサイズの変更が可能です。
    拡大鏡の操作パネル詳細 
  • 固定

    固定ウィンドウが表示され、ウィンドウ内が指定した比率で拡大表示されます。 また、固定ウィンドウは初期状態では画面上部に表示されますが、任意の場所に移動することができます。

拡大鏡での音声読み上げ

拡大鏡の読み上げ機能の使い方

  • 拡大鏡の操作パネルにある「スピーカ」ボタンをクリックします。
  • 読み上げを開始する文字上をクリックします。
拡大鏡の音声読み上げの使い方
  • 音声読み上げの実行方法は、他にもショートカットキーでも操作できます。
  • 読み上げ開始位置にマウスポインタを合わせ、「Ctrl + Alt + 左クリック」で読み上げを開始することができます。

拡大鏡の読み上げの設定

拡大鏡の操作パネルにある「歯車」ボタンをクリックして設定をします。
  • 読み上げスピード
    スライドバーを動かして、読み上げるスピードの調整ができます。 
  • 音声の声
    選択ボックスをクリックすると、他の女性や男性の声に変更することができます。
拡大鏡の音声読み上げの設定
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拡大鏡のオプション設定

設定画面の開き方は、上述の「拡大鏡の自動起動を無効にする」をご覧ください。
  • 拡大レベルの変更
    拡大鏡を起動にしたときの倍率を設定。(100%推薦) 
  • 拡大レベルの増減量を変更する
    拡大、縮小を一回実行したときの、倍率を設定。 
  • サインイン後に拡大鏡をスタートする
    拡大鏡の自動起動。 
  • すべてのユーザーのためにログイン前に拡大鏡を自動的に開始する
    登録されているユーザー全てで、拡大鏡がオンになります。 


下記の設定は古いバージョン向けです。Ver.2004以降では利用できません。
  • 色を反転する
    画面の色を反転する。 
  • ビットマップ スムージング
    拡大したときに、テキスを滑らかに表示する。 
  • 拡大鏡アイコンに折りたたむ
    拡大鏡の操作パネルを虫眼鏡アイコンに変更し。操作パネルを表示するには、虫眼鏡アイコンをクリックして表示。 
  • 拡大鏡モード
    拡大鏡が起動したときに既定の表示を設定します。 
  • トレースのオプション
    拡大鏡のポイントが、マウスポインター、キーボードフォーカス、テキスト挿入ポイント、ナレーターカーソルのどれを追跡するのか設定します。

拡大鏡の主なキーボードショートカット

  • 拡大鏡の起動
    Windows ロゴ + 正符号 (+) 
  • 拡大鏡の終了
    Windows ロゴ + Esc 

拡大鏡が起動している状態での操作

  • 拡大
    Windows ロゴ + 正符号 (+)
  • 縮小
    Windows ロゴ + 負符号 (-)
  • 拡大鏡の設定を開く
    Windows ロゴ + Ctrl + M 
  • マウスホイールでズーム操作
    Ctrl + Alt + マウスホイール 
  • 全画面表示に切り替える
    Ctrl + Alt + F 
  • レンズ(部分拡大)に切り替える
    Ctrl + Alt + L 
  • 固定に切り替える
    Ctrl + Alt + D 
  • キーボードでサイズを変更
    Shift + Alt + 方向 
  • 全画面プレビュー
    Ctrl + Alt + Space
  • 読み上げ
    Ctrl + Alt + 左クリック

拡大鏡の起動 Tips:

拡大鏡の起動には、自動起動またはスタートメニューからの起動が一般的ですが、自動起動にした場合、起動後常に拡大鏡の操作パネルが、画面に表示されるようになり、使い勝手が悪くなります。また、スタートメニューからの起動も操作が多く不便です。  ズーム機能を便利に使うには、ショートカットアイコンをタスクバーにピン止めして起動する方法もありますが、キーボード操作で拡大鏡の起動と終了が、一番便利な使い方だと思います。
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この記事の著者
筆者 監修 Yukiko Mishima
Yukio  PCエンジニアリング
企業や組織のPCサポートをやっています。主に現場の経験でコンピューター関連のスキルアップをしてきました。
筆者プロフィールとパソブルの運営情報

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