Windows10 時刻の同期が停止できないときの対処法
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Windows10 で時刻の同期を停止するには Windows の設定の日付と時刻の「時刻を自動的に設定する」をオフにしますが、システムの環境などできない場合があります。通常の設定で時刻の同期ができない場合には、レジストリの編集とサービスの設定で対処することができます。
このページでは、時刻の同期を停止できないときの対処法を紹介しています。
- 時刻の同期ができない場合は、下記のページをご覧ください。
Windows10 時刻の同期ができないときの確認と対処方法 - 手動で日時の変更ができない場合は、下記のページをご覧ください。
Windows10 で日付や時刻が変更できないときの対処法
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目次
補足:
日付と時刻の設定で「時刻を自動的に設定する」をオフにしても時刻が同期する場合は、レジストリの編集とサービスの設定を行います。
時刻の同期のレジストリを編集する
レジストリエディターを開く
- 「Windows」マークを右クリックするとメニュが表示されるので「ファイル名を指定して実行」をクリックすると、「ファイル名を指定して実行」が開きます。
- テキストボックスに「regedit」と入力し「OK」をクリックします。
- ユーザーアカウント制御の警告が表示されたら「はい」をクリックしてください。
- ユーザーアカウント制御の設定を「通知しない」に設定されている場合は、表示されません。(参考:UAC無効にする)

キー名の「〉」アイコンをクリックして展開していきます。
- 〉HKEY_LOCAL_MACHINE
- 〉SYSTEM
- 〉CurrentControlSet
- 〉Services
- 〉W32Time

時刻の同期の有効/無効の設定がされているレジストリキーは、Parameters にある「Type」です。
Type に設定されている値のデータ:
値のデータの確認と編集Type に設定されている値のデータ:
- NTP 時刻の同期をする
- NoSync 時刻の同期しない
「Type」を右クリックしたメニューの「修正」をクリックします。

「値のデータ」が「NoSync」になっているか確認します。
値のデータに問題がなければ、レジストリの確認は終了です。

- 値のデータが「NoSync」以外なら、「NoSync」に変更します。
- 入力した文字を確認して、間違いがなければ「OK」をクリックします。

レジストリの編集を誤ると Windows が正常に動作しないことががあります。
操作に自信がなければ編集前にバックアップを作成してから、レジストリの操作を行ってださい。
windows10 レジストリ キーのバックアップと復元
操作に自信がなければ編集前にバックアップを作成してから、レジストリの操作を行ってださい。
windows10 レジストリ キーのバックアップと復元
時刻の同期のサービスを設定する
サービスは、システム構成やウイルス対策ソフトなど、Windows が起動したときに自動で実行するものが登録されています。
時刻の同期もサービスに登録されていて、サービス名は「Windwos Time」です。 タスクバー内で、アイコンなど何も無い場所で右クリックしますと、メニューが現れますので「タスクマネージャー」をクリックします。

次に、サービスの画面にある「サービス管理ツールを開く」をクリックします。


「無効」でない場合は、選択ボックスの「無効」を選択して「OK」をクリックします。

これで時刻の同期の無効化は終了です。パソコンを再起動して時刻の同期が無効になっていれば完了です。
通常の方法での時刻同期の停止
通常の設定方法では、Windows の設定の「時刻と言語」で、時刻の同期の停止を行うことができます。 スタートメニューをクリックし、メニューの「設定」をクリックします。



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