Windows10 キャプチャと編集「切り取り&スケッチ」の使い方
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Windows10 Ver.1809で画面キャプチャアプリ「切り取り&スケッチ」が、Snipping Tool の強化版として搭載されました。Snipping Tool と比べると、戻す/やり直し機能、定規、トリミング(切り取り)、ペンツールのカラーが増えスケッチ機能がかなり強化されています。
このページでは、スクリーンショットと画像編集の「切り取り&スケッチ」の使い方を紹介しています。
- 従来の Snipping Tool キャプチャの使い方は、下記のページをご覧ください。
Windows10 画面キャプチャツール「Snipping Tool」の使い方 - キーボードでのキャプチャや画面録画をする方法は、下記のページをご覧ください。
Windows10 の標準機能で画面録画の動画とキャプチャを撮る方法
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切り取り&スケッチの使い方
切り取り&スケッチの開き方
スタートメニューから開く
スタートボタンをクリックして、メニューの「切り取り&スケッチ」をクリックします。

- 「Windows アイコン」をクリックしてスタートメニューを開きます。
- 「Windows アクセサリ」クリックしてメニューを展開します。
- 「Snipping Tool」をクリックします。
- 「Snipping Tool」の画面から「切り取りスケッチを使ってみる」をクリックして開きます。

キャプチャを撮る
キャプチャの待機画面を開く 「新規」をクリックします。

キャプチャの操作画面は黒い透明なスクリーンで覆われいて、上部に操作アイコンが表示されています。
キャプチャの待機状態を解除するには[×]アイコンをクリックします。

キャプチャする選択範囲の形状を指定します。
キャプチャ範囲を四角形で選択する。
キャプチャ範囲を自由に選択する。
全画面をキャプチャ、クリックすると直ぐに実行されます。
- マウスを左クリックしたままカーソルを移動して、キャプチャする範囲を選択します。
- クリックを放すと画像の編集ができる画面に、キャプチャした画像が表示されます。
- やり直す場合は編集画面で「新規」をクリックします。

スケッチ機能の基本的な操作方法
画像を開いてスケッチを描く
キャプチャが完了したら、自動で編集画面にキャプチャした画像が表示されます。

それ以外の写真などの画像を開いて、スケッチを描くこともできます。 描いたものを削除
「消しゴム」は描いたものを全て削除します。実行方法は「消しゴム」アイコンを右クリックして「全てのインクを消去」をクリックします。
※部分的な削除が必要な場合は「元に戻す/やり直し」で対処します。

Windows 標準の、戻す/やり直し操作と同じ機能です。キーボードショートカットも同様に利用できます。

「ディスク」アイコンをクリックすると、保存画面が開きます。

キャプチャの実行時の画像はクリップボードにコピーされますが、描いたものはコピーされません。
描いたものも含めて、クリップボードにコピーする場合は「コピー」アイコンをクリックします。

クリップボード履歴を有効にしている場合は、コピーする時点での画像がその都度保存されていきます。
クリップボード履歴の有効にしてコピーしたものを保存

ペンツールでスケッチする
- ペンツールは「ボールペン」「鉛筆」「蛍光ペン」が利用できます。
- ペンのアイコンをクリックすると使用できる状態になります。
- 再度クリックすると、カラーや太さを設定する画面が開くことができます。右クリックでもOKです。

ペンを選択して、左クリックしたまま移動して線を描きます。

定規を使ってスケッチする
- 「定規」アイコンを右クリックすると、メニューで「定規」「分度器」の選択ができます。
- 定規または分度器を非表示にする場合は、再度メニューで選択されているものをクリックします。
- 定規や分度器の移動は、定規の上で左クリックしたまま動かすと移動することができます。

定規で直線を描く
線を描きたい場所に定規を移動します。
ペンカーソルを定規の上または下に合わせ、左クリックしたまま移動すると直線が描けます。

定規にある角度表示にマウスカーソルを合わせて、スクロールボタンを回転させると定規の角度が変更できます。
角度表示が見当たらない場合は、定規を向って左に水平移動すれば現れます。


分度器の上にマウスカーソルを合わせて、スクロールボタンを回転させると大きさが変更できます。


トリミング(選択範囲を切り抜く)
トリミングは、四角形で選択した範囲を切り抜いて、カットした部分で編集することができます。
「トリミング」アイコンをクリックします。

トリミングをキャンセルする場合は、「キャンセル」アイコンをクリックします。


これで、切り取り&スケッチの使い方の紹介は終わりです。
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